新機動戦記ガンダムW 第12話「迷える戦士たち」あらすじと感想【ネタバレ注意】

※本サイトで紹介している商品の外部リンクは、アフィリエイト広告を含むものがあります

脚本情報

  • 放送日:1995年6月23日
  • 脚本家:千葉克彦

あらすじ

ヒイロはトロワの元で看病され生きていた。一方五飛は、今も平和を勝ち取るために武器を手にして活動しているサリィ・ポオに出会う。矛盾に満ちた戦場で、五飛はサリィ・ポオと出会う。サリィの手助けをしつつも、弱いものは戦うなと言う五飛。その言葉の中に、追い詰められた戦士の葛藤を感じるサリィ。己の感情に迷いつつも、五飛は再びシェンロンガンダムに乗り込む。

迷/名台詞

ぷーりん

ヒイロ
「だったら一つ忠告がある。死ぬほど痛いぞ」

真顔で話すヒイロ。そのブラックジョークに声をあげて笑うトロワのやりとりが最高。

たっすー

サリィ・ポオ
「あなたの心は強かった。心のない力なんて必要あるのかしら」

たっすー

兵士A
「きみか。弱いから俺もやられたな。君は強いOZを頼む」
兵士B
「大丈夫か坊主。頼むよ、終わらせてくれよ、こんな悲惨な世の中をよ」

単純に武力的な力にこだわっている五飛に対し、精神的な強さが大切だと説くサリィ。まだ少年の五飛が精神的に成長できるようサポートしてくれる一言。実際にトレーズは、五飛にはない精神的な強さを持っているから強いとも言える。ここではさらに、自分が弱いと認定した人々に助けられることで、弱いから戦うなという五飛を否定しており、兵士A、Bはそれぞれ、力を持っている五飛に対し、力を正しく使って欲しいという願いを託す。これらのシーンは、五飛の成長にとって重要なシーンとなっていると感じる。

主な登場キャラクター/モビルスーツ

●キャラクター

  • ヒイロ・ユイ(緑川光)
  • トロワ・バートン(中原茂)
  • 張五飛(石野竜三)
  • サリィ・ポオ(冬馬由美)
  • キャスリン(鈴木砂織)
  • 団長(石田弘志)
  • ブント大佐(中博史)
  • ナナキ少佐(千葉一伸)

●モビルスーツ

  • シェンロンガンダム
  • リーオー
  • エアリーズ

見返した感想

初っ端から半裸(包帯は多少巻かれている)のヒイロがベッドに横たわっており、生きていたー!!!と、半裸やら安堵やらで歓喜する私。まぁいつも下着みたいな格好ですけどね。そして初めに目に入ったキャスリンの後ろ姿を確認したヒイロは「リリーナ」とつぶやく。髪型も髪色も背格好も違う、共通点は性別のみというキャスリンに向かっていうくらいなので、ヒイロもリリーナを求めているんだな。相思相愛です。

五飛がひたすら「弱いものは戦うな」「俺はナタクに乗る資格はない」とひたすら病んでいる一話。サリィや周囲の人々の言動に突き動かされ、再び戦うことを選択する。

この話で出てくる連合軍のブント大佐は、部下にうまいこと言いながら、実際はOZに取り入ろうとしているだけの卑怯なやつ。どんな世界にもいるよね、、こういう上司。

サーカスの次の公演がOZの基地ということで、何か軍人受けする派手な企画がないかと提案する団長。これまで自己主張のなかったトロワが名乗りを上げる。要するにガンダムの自爆ショーを目論んでいるのだが、どんな企画なのか、どんな物品を準備しているのかなど何も確認しない団長‥それだけ信頼しているということなのかもしれないが、お稽古などもあるだろうに、結構演目に対するチェックがゆるゆる。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次