【新機動戦記ガンダムW】第15話「決戦の場所、南極へ」あらすじと感想 ※ネタバレ注意

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放送情報

  • 放送日:1995年7月14日
  • 脚本家:川瀬敏文

あらすじ

ヒイロはノベンタ夫人に自らの運命を委ねるために屋敷を訪れたが、門前払いにあっていた。しかしその一方で、ノベンタ夫人は、ヒイロに当てた手紙をリリーナに託す。その頃、ゼクスは戦士としての決着をつけようとヒイロを探していた。ノインは、トロワとともに行動するヒイロを探しあて、ゼクスの待つ南極へと誘う。しかしアハト調査官の部隊に追撃されようとしていた。

迷/名台詞

ぷーりん

ヒイロ
「すまない。普通なら自分のモビルスーツを、他人に触らせたくないところだな」

ヒイロは、この後ウイングガンダムを乗り捨てるシーンがあるが、自分のモビルスーツを他人に触られるのは嫌なんだなぁ。

たっすー

ヒイロ・ユイ「左手の重さに対するバランスは、オートが効いているのか」
トロワ・バートン「接近戦に素早く移れるように、俺は身体で覚えさせている」
ヒイロ「そうか」

もともと片腕にでかいガトリングを持つ非対称なヘビーアームズの操縦の癖を、グリップを握っただけで気づくヒイロ。それをあえてバランスの悪いままにし、操縦技術でカバーしているというトロワもすごい。さらにそれを「そうか」の一言で納得してしまうヒイロ。お互いモビルスーツのパイロットとして認め合っている上での会話であり、高度な技術を持つ者同士であることがわかる会話。

主な登場キャラクター/モビルスーツ

●キャラクター

●モビルスーツ

  • ウイングガンダム
  • ガンダムヘビーアームズ
  • リーオー
  • エアリーズ(ノイン機)
  • エアリーズ(OZ機)
  • エアリーズ

見返した感想

トロワが追っ手を巻くシーン。洗濯用の紐の上をサーカスの綱渡りのように歩くトロワだが、ただの洗濯物を干すためのロープなので、人が歩くような荷重がかかっても平気なのか心配。

追ってきたアハトの追撃部隊を殲滅させるトロワ。息も絶え絶えに「ガンダムはここにいたぞー!」と命懸けで本部に伝える兵士にトロワは追い打ちをかける。そうしなければならないことに対して心を痛めつつ、ヒイロが使えるようにとノインに弾薬の補充を頼むトロワが悲しい。

トロワにヘビーアームズの操縦を教わるヒイロ。左手が本調子ではないのはわかるが、血が滲んでいるのはどういう状態なんだろう。

ノベンタ夫人の手紙を読むリリーナが、読む前にくるっと一周まわるのはなんだろう。その後リリーナは「ね、やっぱりヒイロは生きているでしょう」と視聴者に語りかけてくる。前回、シルビア・ノベンタがヒイロに「卑怯だわ」と銃口を向けた(射ってはいない)のに対し、ノベンタ夫人は「あなたに会えて光栄です」と手紙に記し今回のことは個人ではなく戦争が悪いのだというノベンタ夫人は素晴らしい自分物だと改めて思う。憎しみの連鎖を断ち切る存在になろうとしている。素晴らしいご夫婦だったに違いない。

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