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- 放送日:1996年3月22日
- 脚本家:隈沢克之
五飛は再びトレーズとの決闘に臨む。トレーズはそもそもこの戦争で死ぬことを決意していた。戦いが終わった時、地球側はレディ・アンを通じて敗北を宣言する。しかしゼクスはリーブラを地球に落として集結とする作戦を決行しようとする。ヒイロはそんなゼクスの待つ決戦場へと出撃した。

ヒイロ・ユイ
「命なんて安いもんだ。特に俺のは」
初期に言っていたセリフを久しぶりに口に出すヒイロ。ゼクスを倒すか、ゼクスに倒されるかという、リスクが高い最後の任務を前に、ある意味自分に言い聞かせているのかもしれない。



張五飛
「くそ。今度は勝ち逃げか」
五飛とトレーズの決闘は、おそらくトレーズ自身が自分を殺すに値する相手を探して行き着いた結論ではないだろうか。本来はゼクスにその役割を担ってもらうつもりであったが、ゼクスがそれを拒否したため、数少ないトレーズの理解者の中から五飛が選ばれ、見事にトレーズを殺す役を果たすこととなった五飛。結局それはトレーズの書いたシナリオの上での出来事であり、それを理解した五飛の一言であろう。もう2度と戦うことができないことに対する悔しさもあり、悔し涙まで流している。
カトルとのフェンシング対戦の中で、ドロシーがいかにして現在の思考にだどりついたかについて語られる。その中でカトルは、過去にドロシーが自分と同じように父を失ったとを知る。かつての自分と同じようになってしまったドロシーを救わなければならないと感じて戦う。そのドロシーは、自分と同じように戦争で父を亡くし、辛い思いをしたはずのカトルがなぜそのように優しいままでいられるのかと嫌悪に近い感情で戦う。
ウイングガンダムゼロで出撃しようとするヒイロを止めるリリーナ。優しい眼差しを向けるヒイロは、自分たちが犠牲になり、リリーナが生き残る未来をみている。
●キャラクター(CV)
- ヒイロ・ユイ(緑川光)
- デュオ・マックスウェル(関俊彦)
- トロワ・バートン(中原茂)
- カトル・ラバーバ・ウィナー(折笠愛)
- 張五飛(石野竜三)
- リリーナ・ドーリアン(矢島晶子)
- ゼクス・マーキス(子安武人)
- トレーズ・クシュリナーダ(置鮎龍太郎)
- カーンズ(市川治)
- ドロシー・カタロニア(松井菜桜子)
- レディ・アン(紗ゆり)
- サリィ・ポオ(冬馬由美)
- ドクターJ(稲葉実)
- プロフェッサーG(藤本譲)
- ハワード(石田弘志)
- ラシード(中田和宏)
- ナレーション(大塚明夫)
●モビルスーツ
- ウイングガンダムゼロ
- ガンダムエピオン
- ガンダムデスサイズヘル
- ガンダムヘビーアームズ改
- ガンダムサンドロック改
- アルトロンガンダム
- トーラス(ノイン機)
- トールギスⅡ
- ビルゴⅡ
- リーオー
- マグアナック




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