※本サイトで紹介している商品の外部リンクは、アフィリエイト広告を含むものがあります
- 放送日:1995年8月4日
- 脚本家:川瀬敏文
トールギスとガンダムの戦いは終わり、調査団モビルスーツを殲滅するため一人で戦地に残っていたゼクス。力を使い果たし、ロームフェラ財団に投稿する。トレーズはロームフェラの騎士として戦うよう勧めるが、ゼクスは拒否する。それに対しトレーズは、ゼクス・マーキスとして戦場で死ぬことを求める。一方OZでは、モビルドールの活用が活発化していた。

デュオ・マックスウェル(という偽名を使うヒイロ・ユイ)
「今コロニーは平和のために軍備を持つという。地球となんの変わりもない。仲間入りができたつもりなのだ。」
ヒイロの演説の内容をまとめると、コロニーが軍備を持つことに対しての反抗?確かにそれを初対面の学生たちの前で話されると色んな意味で不安になる。「そのテーマは転校のご挨拶としては良くないわ。みんなを無理やり不安がらせるのはやめましょう」と教師に止められるヒイロ。最初からまた問題行動をしてしまうヒイロ。



ドクターJ
「自分の手を汚さず戦うなんて、これはゲームだ。」
モビルドールで戦争をすることは、一方的な殺戮である。撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ。戦場における最低限の倫理観を無視し、機械同士で戦わせることは、戦争の中に思想が一切ない。戦争を美化するつもりは全くないが、そもそも戦争する意義は全くなくなっている。
ゼクスとトレーズのやり取りを聞いていると、お互い相思相愛すぎるとしか思えない。トレーズはゼクスのことを兵士として完全に頼り切っている。「死んでくれ」と言ったと思えば、「ゼクスが必要だ」と言ったり。ゼクスの方も「トレーズ、そんなに付きまとうな」と離れられない関係性を口にしている。
さらにゼクスが「仮面砕けるまでの付き合いだぞ」と言うが、戦いのシーンでゼクスの仮面は粉砕される。さらば、といってどこかに消えてしまうが、文字通り「ゼクス・マーキスの死」であり、この後よりゼクス・マーキスではなく、ミリアルド・ピースクラフトとして登場することになる。
ガンダムパイロットの5人も絶妙な関係性だが、ゼクスとトレーズの関係性も複雑で、そこだけ追っていっても面白いストーリーとしてみれると思う。
宇宙に上がっても、ヒイロがはじめにやることは学校への入学であることは変わりない。そして白紙のメモ用紙を握って自己紹介を行なっているが、教師に止められても頭の中で演説を続けるヒイロ。その演説がヒイロの思考そのものなのだろうか…(名台詞参照)
●キャラクター
- ヒイロ・ユイ(緑川光)
- カトル・ラバーバ・ウィナー(折笠愛)
- ゼクス・マーキス(子安武人)
- トレーズ・クシュリナーダ(置鮎龍太郎)
- レディ・アン(紗ゆり)
- ドクターJ(稲葉実)
- プロフェッサーG(藤本譲)
- デルマイユ(加藤治)
- ドクトルS(大滝進矢)
- 老師O(広瀬正志)
- H教授(田口昴)
- ツバロフ(有本欽隆)
- ニコル(森川智之)
●モビルスーツ
- トールギス
- トーラス
- リーオー(宇宙用)
- リーオー
- エアリーズ
- キャンサー




コメント