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- 放送日:1996年1月26日
- 脚本家:千葉克彦
ヒイロは、ロームフェラ財団の指導者暗殺を計画する。一方、財団内で理解者を増やすリリーナは、平和への第一歩を踏み出そうとしていた。しかし、宇宙は地球側の真意を理解せず、ホワイトファングを率いるミリアルドピースクラフトが地球の排除を宣告するのであった。

ヒイロ・ユイ
「ゼクス、エピオンが見せた未来からお前はそれを選んだか。ウイングぜロの見せた未来から、俺が選んだのはこれだ」
ヒイロとゼクスがそれぞれの機体にみせられた未来とは‥。何度も「お前を殺す」と言い、生存フラグを立ててきたヒイロだが、ゼクスには無言で殺すサインをする。今度こそ本気なのか‥



ドロシー・カタロニア
「立派ですわ、おじい様。ドロシーは泣きません。おじい様も最後は、戦場で勇敢な兵士として散ってしまわれたのだから」
自分の祖父を自ら戦場に導き、この結果を見て喜ぶドロシー。ドロシーにとって「戦場で勇敢に散った」ことが喜びなのだ。ドロシーが登場してからのストーリーの展開が面白い。
地球はロームフェラ財団が、リリーナ・ピースクラフトを代表としたことで一つにまとまろうとしていた。リリーナがロームフェラ武器解体を主張したことに対しデルマイユは、全面的に反対する姿勢であったが、ドロシーの巧みな話術により、宇宙へ飛び立つ。反対していたデルマイユが不在となったことで、ロームフェラの財団総会により、リリーナの方針が支持され、ロームフェラは転機を迎える。
ドロシーがデルマイユの孫娘として、二人がどんな会話をしているのか気になっていたが、ここですごく面白い会話が繰り広げられる。おじい様は、リリーナ様に負けますよ、とハッキリ意見をいうドロシー。しかもそれですらデルマイユを宇宙の前線に追いやるためのドロシーの策略であることに驚く。
実際に宇宙に出たデルマイユは、兵力を集結したホワイトファングの軍に戦艦ごと撃ち落とされてしまうのだが、砲撃を受ける際、他の兵士たちは自分を守ろうと受け身を取るような姿勢をとるが、デルマイユだけは逃げようと砲撃に対して背を向ける。この反応の差が、デルマイユの戦争に対する姿勢を物語っているような気がする。
ロームフェラの代表となり、利用されているリリーナをヒイロは殺そうとするが、ロームフェラがリリーナの平和的な道を選ぼうという方針に賛同したことで、その未来を見守ることに決定する。
一方で、宇宙ではホワイトファングが勢力を伸ばしていた。ゼクスを取り込んだホワイトファングは、せっかくリリーナが地球と宇宙を統一して平和を築こうとしているこのタイミングで、空気を読まずに地球に宣戦布告を行う。
ここに、アニメ史上最大級の兄妹喧嘩が始まる‥
●キャラクター(CV)
- ヒイロ・ユイ(緑川光)
- デュオ・マックスウェル(関俊彦)
- トロワ・バートン(中原茂)
- カトル・ラバーバ・ウィナー(折笠愛)
- リリーナ・ドーリアン(矢島晶子)
- 張五飛(石野竜三)
- ゼクス・マーキス(子安武人)
- ルクレツィア・ノイン(横山智佐)
- ドロシー・カタロニア(松井菜桜子)
- カーンズ(市川治)
- デルマイユ(加藤治)
- ウェリッジ(有本欽隆)
- ハワード(石田弘志)
- セディチ(菅原淳一)
- ナレーション(大塚明夫)
●モビルスーツ
- ウイングガンダムゼロ
- ガンダムサンドロック
- アルトロンガンダム
- トーラス(ホワイトファング軍)
- ビルゴ
- トーラス
- リーオー




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